耳鼻咽喉科

呼吸機能検査

FeNO(呼気中一酸化窒素濃度)検査
呼吸機能検査(スパイロメーター)

咳の原因は、多種多様で、急性上気道炎(風邪)やそれに伴う感染後咳嗽が多いですが、咳喘息、アトピー性咳嗽、副鼻腔気管支炎、逆流性食道炎、慢性気管支炎、高血圧薬の副作用などがあげられます。
すぐに原因がわからず、長引くこともあります。
呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)測定や呼吸機能検査をおこないます。
呼気に含まれる一酸化窒素(FeNO)の濃度を測定して気道の炎症状態を評価する、新しい喘息の診断方法があり、当院でもおこなっています。FeNOの上昇は、気道に好酸球性の炎症があることを示します。

成人の成人健康者での正常値は約15ppbで、22ppb以上ならば気管支喘息の可能性が高く、37ppb以上であればほぼ確実に気管支喘息と診断できます。
また、スパイロメーターという測定装置を使って肺活量や換気量を調べます。ホース状の酸素吸入口に口をあて、息を大きく吸って吐き出します。呼吸器系の病気がないかをみる検査もおこなっています。

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